猫のひたい

狭い了見からの、想いつき・・・

台湾の制覇は、海洋の支配・・・

日中首脳会談の冒頭で、習氏は「両国関係の重要性は変わっておらず、今後も変わらない。新しい時代に合致した関係をつくりたい」と呼びかけた。
岸田首相は、沖縄県尖閣諸島がある東シナ海での中国の軍事活動や弾道ミサイルの発射には「深刻な懸念」を表明し、ホットラインの早期開設!

ウクライナ情勢に関し「ロシアは核兵器を使用してはならず、核戦争をしてはならないとの見解で一致した」とも説明し、日本人拉致問題の解決も含めた連携も確認した。
両首脳は環境や医療などの協力を後押しし、民間交流を促すと合意したが、ゼロコロナ政策の習氏は、あくまで、武力による台湾統一の可能性に言及している。

首相は、北朝鮮情勢やウクライナ情勢を巡り、国連安全保障理事会などで中国が役割を果たすことに期待を示したが、どうしてもロシアを擁護せざるをえないのが中国だ。
 三期目に突入した習近平にとって、台湾を制覇することは海洋の支配を意味することになり、日米韓を手中に収めることにもなれば、ロシアの後方支援での期待にかかる。