米中間選挙（８日投開票）は１０日も開票作業が続き、野党・共和党が連邦議会の下院で過半数に迫っているが、与党・民主党も猛追している。
上院は大接戦となり、一部の接戦州で１２月に決選投票が行われるが、当初予想された共和党のシンボルカラーにちなむ「赤い波」は起きなかった。
とはいえ、単純に「負けてるやん！」と思うのだが、改めて、共和党トランプ前大統領の人気に驚きもし、米国の民主主義の危機を感じてしまう。
救いがあるとしたら、Ｚ世代における、女性（人工妊娠中絶）の権利と自由なのだろうが、鬼子母神と水子地蔵だけの問題ではなくてややこしい。
最大の悩みは、世界的なインフレになるだろうけれど、冬の休戦もなく、戦争が続く限り収まらないし、物流も外交も滞留しがちになっている。
世界から危険視されている中国も、習近平が皇帝となって外交に乗り出したけれど、ロシア自ら武器を捨てない限り、同盟国も離れていくだろう。
