猫のひたい

狭い了見からの、想いつき・・・

三期目へ、虎視眈々・・・

ゼレンスキー大統領は、東部ハルキウ州の大部分を奪還したとして「大きな勝利だ」と強調してるけれど、相手はロシア軍である。
一方、そのロシアのプーチン大統領は、ウズベキスタンで、上海協力機構の首脳会議に合わせ、中国の習近平国家主席と会談した。

ロシアにとって一番怖いのは、欧米などよりも、中国なのだが、中国もまた同じでありながら、ロシアを失うわけにはいかないのだ。
というのも、中国には、“一つの中国”としながら、民族問題・人権問題、そして台湾の問題を抱え込んでおり、呉越同舟なのである。

さすがに中国も、ウクライナに関しては踏み込んだ意見は述べていないが、「中国はロシアとともに主導的役割を果たす用意がある」
そんな牽制球を投げており、習近平も三期目を確実なものとするためには、下手な動きができないだけで、虎視眈々の状態に変わりはない。