猫のひたい

狭い了見からの、想いつき・・・

ロシアが、失われた国に・・・

11月の米大統領選で、ドナルド・トランプ前大統領(77)の、共和党指名候補になるのが確実視され、『ドナルド劇場2024』の始まりだという。
確かに、米連邦最高裁は3月4日、2024年米大統領選への立候補は可能との意見書を公表したのだが、連邦議会襲撃事件(2021)はグレーなのだ。

そんな、スキャンダラスな候補でも、大統領の椅子が狙えるというわけで、このトラの咆哮に、自由の女神は、民主主義の精神を民衆に委ねた。
一方のロシアでは、ナワリヌイ氏の妻ユリア氏が、ロシア大統領選挙の最終日となる17日に、抗議行動を起こすよう呼びかけているんだけどね。

「投票することはシンプルで安全な行動であり、当局が禁止することはできない」とし、「プーチン氏以外の候補に投票すればいい」ってわけ。
これが、「反プーチンの正午」と命名された、ナワリヌイ氏の遺言メッセージなのだが、ロシアが失われた国になりつつあることに気づかない。