猫のひたい

狭い了見からの、想いつき・・・

意見する、野党は・・・

序盤戦で自民・公明の与党は、非改選議席69を含めた参院全体の過半数(125議席)に必要な、56議席を上回るのが確実な情勢だという。
つまり「改憲勢力」は、国会で改憲発議に必要な3分の2(166議席)の維持をうかがっている。

改憲勢力は与党に加え、憲法改正に前向きな日本維新の会や国民民主党などで計84の非改選議席を有しており、今回82議席を得れば3分の2に届く。
即ち、「各議院(衆議院参議院)の総議員の3分の2以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案して、その過半数の賛成を必要とするのだ。

国が国民を守るのは当たり前なのだが、その公約を掲げる政党も、毎回、理想と現実のはざまで揺れ動いてるのである。
まだ民主主義国である日本は、国民が主権であることに変わりはないのだが、与党勢力が巨大になると、意見する野党もいなくなる。