猫のひたい

狭い了見からの、想いつき・・・

共産党の下でも、自由と希望の両翼を・・・

7月に創立100年となった中国共産党を祝したいところだけど、その歴史をみると、上海で第1回の党大会を開いた時は13人と言われているんよ。
その2年前に成立していたのが、日本でもおなじみの孫文(1866-1925)は中華革命党を改組して国民党を結党していたのだ。

ところが、1949年の内戦(毛沢東:1893-1976)に敗れた中華民国政府(蒋介石:1887-1975)は台北に事実上遷都し、政党として存続しながら、台湾への土着化(台湾本土化)を経て今日に至っている。
この背景から中国共産党は。「いかなる台湾独立のたくらみも断固打ち砕く」の、中台統一を目指すわけだが、それを軍事力と経済力で周囲の国々まで脅かしてるのだ。

まさに、過去に打ち勝ったであろう帝国主義に対する、「中華民族の偉大な復興」は、今や中国共産党そのものが、帝国主義へのシナリオを描いているのである。
もはや香港の民主化は望めなくなり、言論の自由や人権の保障すら、共産党の下に入ってしまったのだから、14億人余りの中国人や、その若者たちに、自由と希望の両翼を!