フランス・ドイツ・イタリアの西欧3カ国が、「一刻も早い停戦」を目指してプーチン露大統領と対話を再開している。
対露強硬派のポーランドやバルト三国は、一斉に反発し、「とにかく平和でなく、ウクライナの勝利しかない」という。
バルト諸国とはフィンランドの南に南北に並ぶ3つの国を指し、北から順に、エストニア・ラトビア・リトアニアである。
そのフィンランドとスウェーデンも、NATO加盟を申請したのも、ロシアのウクライナ侵攻の結果であり、露国は自らの首を絞めたわけだ。
確かに、停戦は必要なことだが、ロシアの勝利に終わるわけではなく、この独裁者をロシア国民は裁くことができるであろうか?
世界を敵に回したロシアなのだが、政治・経済的信用はもとより、培ってきた教育・文化・学術まで失いつつあることを理解しているのだろうか?