猫のひたい

狭い了見からの、想いつき・・・

生きることは、隠れた才能に・・・

「書いた 愛した 生きた」は、『赤と黒』の作家スタンダールの墓碑銘であった。
それに同調したわけではないだろうが、寂聴の墓碑銘は「愛した 書いた 祈った」!

まさに、彼女の一生を思わせ、その晩年の表情や語り口が浮かんできて落ち着く。
その法話聴聞するだけで、否、拝顔するだけでも、優しい気持ちになれるのだ。

「誰にも才能があるけれど気づかないだけ、生きることは隠れた才能に水や肥料を!」
それができたら、どんな小さなことでも「ああ生きた」と思えるんだけど宿題だよね。