猫のひたい

狭い了見からの、想いつき・・・

成し遂げるという、強い自信に・・・

大阪国際女子マラソンが、市街地コースから、周回コースに変更すると発表された。
沿道の応援で密集を避けるとともに、2千人を超えるボランティアの大幅な削減。

と言うのも大阪が、新型コロナウィルスの感染拡大とともに、緊急事態宣言の対象地域だからだ。
前回大会より400人以上少なく、海外選手は参加しないのだが、この時点での中止が避けられたのは賞賛すべきかもしれない。

ランドマークを走る楽しみは失われ、主催者側も立入自粛とテレビ観戦を呼び掛けており、まさに孤独なランナーたちなのだが、記録は公認されるのだ。
それでも、暗黙の裡には仲間意識と、冬の公園に解放されたような癒しを受け、“やり遂げた”という充実感と、これからも“成し遂げる”という強い自信につながるものになろう。