猫のひたい

狭い了見からの、想いつき・・・

コンセプトである、復興は・・・・

米誌タイムは15日、毎年恒例の「世界で最も影響力のある100人」を発表、日本から米大リーグ、エンゼルス大谷翔平選手、女子テニスの大坂なおみ選手、建築家の隈研吾氏を選んだ。
まだ二けた勝利にはなっていないけれど、「アイコン(あこがれの対象)」部門で二刀流(44本塁打・94打点、9勝2敗)の大谷翔平選手が初めて選出されたのだ。

オリンピックのあとは、103年ぶりとなるあと1勝が待ち遠しいのだが、グランドマナーがよい大谷選手だからこそ、認められたのかもしれない。
連続三度目の大坂なおみ選手は、「時に社会を変えられる影響力を持つ人がおり、大坂なおみはその力を持っている」と評されたのだが、自分と向き合う二つの力の中に、弱さが共有できるのは強みかもしれないなぁ。

そして「イノベーター(改革者)」の部門では東京オリンピックパラリンピックのメイン会場となった新国立競技場を手がけた世界的な建築家の隈研吾さんが選ばれたのだ。
47都道府県で産する木材を大量に使用しており、都道府県の日本列島における地理的位置(方角)に合わせて、東西南北の然るべき所に配置しており、樹木の多い周辺環境との調和も重視されているのだが、コロナ禍にあって、そのコンセプトである復興は、災害国だからこその、永遠のテーマになりつつある。