猫のひたい

狭い了見からの、想いつき・・・

屋上へ、もう一歩・・・

 2019年11月2日から4日まで、京都市勧業館にて「お別れ そして志を繋ぐ式」と題した追悼式典が開かれた。
つまり、11月25日から解体に向けた準備が始まり、2020年1月上旬から4月下旬にかけて工事が行われる予定である。

ガソリンを撒いて放火したことで、同社社員70人の内の、69人が被害に遭い、うち36人が死亡、被疑者を含む34人が負傷した。
このニュースを聞いた時、奇異に感じたのは、ほぼ全員が被害に遭っているということだ。

加害者を巻き込むぐらい、ガソリンには威力があったと言えばそれまでだが、3階20名・2階11名、そして1階5名もの被害者は異常である。
しかも、ベランダで亡くなっている人が25人、そのうち焼死は20人にも及んでおり、屋上へもう一歩エスケープできなかったのであろうか?